2019年6月のある日、iPad mini 4を愛用している家族が言った。
これって、お絵描きできないのかな。
んー、それって確かiPad mini4だよね?
iPad miniがapple pencilに対応したのは、確かiPad mini5からだったはず。
iPad mini 4を買ったのは4～5年前だっただろうか。いまだに現役でバリバリ使えている。家族の道楽のためにiPad mini 5に買い換えるのは、価格が高いだけにためらわれる。
それにお絵描きのためだけにiPad mini 5を買い換えるなら、同時にapple pencilも買うことになる。
apple pencilは、充電方式がダサダサの第一世代だったとしても、1本1万円以上する。
本体＋ apple pencil
となるとかなりの出費。6万円くらいに達するかも。
このままiPad mini 4で楽しくお絵描きはできないものだろうか？
今更、という気がしないでもないが、iPad mini 4でなるべく経費をかけずにお絵描きを楽しむ方法を探してみよう。
お絵描き用のペンをどうするか
apple pencilは高い。
自分自身はiPad proといっしょにapple pencilも買った。なのでやろうと思えば簡単にお絵描きができる。（やらないけど）
けれども、もしapple pencilを買ったとしてもiPad mini 4には対応していない。
家族の「iPad mini 4で、お絵描きをしてみたい」というのは、いつまで続くかわからない。
そしてiPad mini 4も、いつまで使えるかわからない。
今のところ家族が使っているiPad mini 4は、何のトラブルもなく使えているけれども、購入してから結構な年数が経っている。いつ何時、物理的に壊れるか分からない。
とりあえず100円ショップのタッチペンで楽しんでもらおう。
お絵描きアプリをどうするか
家族はイラストレーターを目指しているわけでもなく、絵師になろうという野望もない。
ふと、iPad mini 4でお絵描きをやってみたい、と思いついたらしい。
そうは言われても、複雑なアプリを使いこなせるとも思えない。
となれば、お絵描きアプリとして誰もが薦めるアイビスペイントは絶対に使いこなせないだろうな。
もっと子供でも使えるような、簡単なお絵描きアプリは無いものか。
と思ってApp Storeを探して見つけたのがTayasui Sketchesというアプリ。
指でも書けるのだから、100円ショップのタッチペンでもそこそこ楽しめそう。
もちろんapple pencilなど、他のペンを指定することもできる。
Tayasui Sketches
Tayasui Sketches無料版では、レイヤーや、円を描くようなコンパスは使えない。もし必要なら、有料版に移行することになる。
だから、絵の力量によっては物足りないかもしれない。
でも、細いペン、油性ペン 、平筆、万年筆など多彩なペンが用意されている。またそれぞれ太さをを変えることもできる。塗りつぶし、ボカシもOK。重ね塗りで濃淡も調節できる。
うれしいのは、「取り消し」と「やり直す」ボタンがあること。
それに、カメラ・写真からの取り込みもOK。
↓写真に書き込んだり、切り抜いたりも。
各種ストレージへの保存、印刷もOK。
もちろん色も変えられて、カラーチャートはもちろんのこと、カラーコードでも色の指定ができる。
無料版でもかなりのことはできる。
初心者の絵の練習にぴったり！
自分の家族のような超初心者は、とりあえずお絵描きアプリのTayasui Sketchesで、しばらく絵の練習を重ねてもらおう。
まとめ
世の中ではiPad mini 5のApple pencil対応に歓喜している。
たぶん。
なのに、このブログでは、2019年6月、今更ながらiPad mini 4と100円ショップのタッチペンでお絵描きができるかどうかを考えてきた。
結果として、 apple pencil未対応のiPad mini 4であっても、Tayasui Sketchesというアプリを使えば、たとえ100円ショップのペンであっても、絵を描く練習ができるということがわかった！
まだまでいけるな、iPad mini 4!
もしこれで、家族が絵師に近づきそうなくらいに実力をつけて、もっと複雑な機能が使いこなせるようになってきたら、 「無料版じゃ、やりたいことができない！」、とか言い出したら、そのときこそ、iPad mini 4と100円ショップのタッチペンを卒業し、 iPad mini 5とapple pencilに移行する時期かもしれない。
