毎日の食事に、ご飯は大事です。
でも、忙しい現代社会では、無洗米がありがたい。でも、健康のために雑穀米が気になる。
というわけで、今回は、雑穀米だけど無洗米の「神明 こめからだ もっちり6種の雑穀米 無洗米」を購入したので、レビューします。
もくじ
1. 無洗米のメリットとデメリット
無洗米のメリット
まずは、無洗米のメリットについてお話します。
ご存知の方も多いとは思いますが、無洗米は、その名の通り、従来の白米とは異なり、洗わずにそのまま炊飯できるお米のことです。
以前は、「米を研ぐ」と言って、ゴシゴシしていました。でも、洗米技術の発達で、現在は「研ぐ」ほど力を入れずに、「洗う」と言っていいほど、力を入れなくても良くなりました。それでも米を研ぐ作業が、手間であることは間違いありません。冬は水が冷たいです。
その米を洗う作業が無洗米はいらなくなったのです。無洗米の発明は、日本人にとって産業革命ぐらいの画期的発明ですね。
米を洗う必要がないというメリットは、老若男女、誰にとっても非常に魅力的です。洗米作業の手間と時間を省けるため、多くの人に支持されています。
また、洗米の際に流れるデンプン分もそのまま残り、ご飯がふっくらと仕上がることも特徴です。
無洗米のデメリット
ただし、無洗米にもデメリットがあります。
一部の人々にとっては、無洗米を摂取することで胃腸の不調を引き起こすことがあるようです。
また、私はまったく気になりませんが、「米ならではの風味がない。うまくない」と言う人もいます。
また、無洗米の保存期間が短く、賞味期限に注意しなければなりません。
2. 雑穀米のメリットとデメリット
雑穀米のメリット
雑穀米は、白米に雑穀(主に玄米や雑穀種子)を混ぜたもので、健康への意識が高まっている現代において注目されています。
雑穀米のメリットは、その栄養価の豊富さです。玄米や雑穀には、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、健康的な食事の一環として取り入れることができます。
また、雑穀米は白米よりもGI値(血糖値の上昇度合いを示す指標)が低く、血糖コントロールにも役立ちます。
雑穀米のデメリット
しかし、雑穀米にもデメリットが存在します。
一部の人にとっては、玄米の食感や風味が好みでないことがあり、白米に比べて調理に時間がかかることもあります。
また、雑穀米は保存期間が短いため、鮮度に気を付ける必要があります。
3. 雑穀米無洗米の栄養とは
今回私が購入した「神明 こめからだ もっちり6種の雑穀米 無洗米」には、国内産の白米のほか、「玄米(国内産)、もち麦(国内産)、オーツ麦(オーストラリア産)、とうもろこし(アメリカ産)、黒米(国内産)」という5種類の雑穀が含まれています。
これらには、「食物繊維白米比約4.6倍でカルシウムは白米比約1.6倍、ビタミンEは白米比約4.2倍」と、栄養価が豊富。
白米だけ食べるより、主食だけで食物繊維や様々なビタミンが摂取できます。
つまり、ご飯を食べるだけで、今までよりも健康にも配慮した食事が可能です。
カロリーは、100gあたり344kcal。精白米よりも100gあたり2kcal多い。けれどもタンパク質や、脂質、食物繊維、カルシウム、ビタミンEなどは精白米よりも多く摂取できる。(上部写真「栄養成分表」より)
4. 無洗米の雑穀米の炊き方
雑穀米ということで炊き方が気になります。私がこれを選んだ理由は、炊飯が白米と同じだからです。
これは無洗米ですから、洗米はいりません。これが泣けるほどうれしい! 洗米に関しては、ふだんなんとも思っていなくても、実際に無洗米を使うと、いかに面倒な作業だったのかが分かります。
そして水加減も火加減も白米と同じ。うっかり水加減や炊飯の設定を間違えることもあります。結構それってストレスなんですよね。
炊飯器によっては、内釜の中に雑穀米用の水加減の線や、雑穀米用の炊飯設定があったりします。でも、水加減をその都度変えたり、あちこち設定をするのは面倒です。
雑穀米とはいえ無洗米だから、計量して炊飯器に入れて、いつもの水を入れて、スイッチをポン。
ごはんの準備がすごく早いです。しゃーっと炊飯器に入れて、分量の水を入れるだけ。
それでいて、身体にいい。
それに、雑穀米独自の風味と、色々な食感も楽しい。オーツ麦のプチプチした食感が私はとても好きです。
無洗米雑穀米はこんな人におすすめ
無洗米の雑穀米は、忙しい現代社会において、手軽に健康的なごはんが食べられる画期的なお米です。
その利点と欠点を理解し、自分のライフスタイルや食事習慣に合わせて取り入れることで、より健康的な食事を楽しむことができます。
これは毎日忙しいけど、健康に気を付けたい。ご飯をきちんと食べたい、という人にぴったり。
無洗米の雑穀米は、洗米の手間を省き、時間の節約をしながら健康を維持できる、一石二鳥のご飯です。