履歴書に過去の職歴を書く場合、転職回数が多かったり、入社・退職が何年も前のことだったりすると、正確な年月日が分らないことがある。
そんなとき、会社名と入退職年月日を確認できる場合がある。
確認できる過去の職歴
勤務先が厚生年金に加入している場合に限るが、自分が過去に勤務した社名と入退職年月日は年金から調べることができる。
年金の資格取得が入社日であり、喪失年月日が退職日の翌日になっている。
例えば、年金の資格取得日が2010/04/01なら、入社日は同じ2010/03/24。
年金の資格喪失日が2015/04/1なら、退職日はその前日の2015/03/31。
年金事務所へGO!
年金事務所に行き、総合受付で「これまで勤務した会社の入社日と退職日を知りたいんですけど……」と、言ってみると、「ハイ、一覧表ですね」と、すぐ分ってくれた。(あの総合受付の人、意外と親切だったな)
A4ほどのデカい番号札をもらって、15分ほど待つと、個別ブースに通された。
午前中の早い時間だったから、待ち時間が少なくて済んだ模様。
担当者の名刺をもらって、目的の情報が掲載された「被保険者記録照会回答票」をもらって帰るまで、10分程度かな。
被保険者記録照会回答票
印刷してもらった「被保険者記録照会回答票」という一覧表に、これまで勤務した会社名(厚生年金に限る)と、年金の資格取得年月日(つまり入社日)と資格喪失年月日(つまり退職日の翌日)が全部記録されている。
だから職歴を書く時にいちいち「えーっっっと……、あの時~だったから……」と、記憶を遡らなくて済む。
ちなみに手数料は無料。(2014年1月現在)
ネットで確認
「ねんきんネット」でも確認できるらしいので、年金事務所でIDを発行してもらった。
【追記】「ねんきんネット」で厚生年金から職歴を確認する方法がわかった。
別記事で紹介しているので、詳細は↓をクリック。
まとめ
いまさらながらだけど、社会保険の仕組みの一端が分ったようながした。
会社名と入社日、退職日(=資格喪失年月日の前日)が分るのは、あくまでも厚生年金に加入していた場合だけ。国民年金の期間に複数箇所転職をしている場合には、不十分かもしれない。
年金事務所へ持っていったもの:
1.運転免許証(本人確認書類)
2.年金手帳(なくても、本人確認書類でなんとかしてくれるんじゃないかと思う)
ねんきんネットで調べるにしても、IDは本人確認が必要。
↓画像をクリックするとねんきんネットへジャンプします。
とにかく一度年金事務所へ行く方が話が早い。