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近所をふらふら歩いていたら、区が管理する道路の掲示板にセブンイレブンが開くシニア層向けの説明会のポスターがあった。
フランチャイズではなく、「商品配達、レジ打ち、店内清掃等……」と書いてある。ついにコンビニ業界も、シニア層の雇用に本腰を入れることになったのか……。
レジが全員外国人
ふらりと立ち寄ったコンビニでびっくりしたのは、3つくらい開いていたレジを打っているのが、全員外国人だったこと。
そういえば、最近、近所のコンビニでも外国人の店員さんに対応してもらうことがよくある。外国人の店員さんの場合、人によっては「いらっしゃませ」が、ちょっと分かりにくかったり、こちらが尋ねたことが理解できず、他の人に引き継いだり、Tポイントカードを探しているのを待ってくれずレジを打って、「ポイントをつけられない」と断られたり、まぁいろいろ経験した。(並んでいる間にTポイントカードを用意しておかない方が悪い。)
コンビニが便利なのはいいんだれども、 24時間営業だったり、いろいろな払込ができたり、仕事の範囲が広くなりすぎ、その割には時給が高くないのかな。あまり日本人でやりたがる人がいないのかも。それで最近、コンビニで働く外国人が目立つのかもしれない。
そのようなコンビニ業界で、セブンイレブンが60歳以上のシニア層に手を伸ばし始めている。区管理の掲示板に「説明会」のチラシが貼られているぐらいだから、相当の人数の雇用を狙っているのがうかがわれる。
シニア層の仕事探し
ある程度の年齢になると、仕事の範囲が狭まる。求人広告には、年齢を書くのが法律で禁止されているから、苦肉の策で「~歳代活躍中」とか、わかりにくい表現で応募者を振り分けている。
最近は、40歳代以上をターゲットにした求人サイトが開設されている。
覗いてみると、職種は、警備、清掃、小売りならお弁当屋さんなどの食品関係が多く、事務が少ない印象。
事務ならしゅふJOBスタッフィングが多いような感じがする。
東京都からの委託事業でやっている東京しごとセンターを利用するのもいいかもしれない。利用はすべて無料。とりあえず説明を聞きに行くと、有益な情報が得られるかも。
正社員就職応援プロジェクト・東京しごとセンター(30-44歳対象)
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ファストフード店も
マクドナルドのようなファーストフードも、以前は大学生のアルバイトのような年齢層が多かった。しかし、現在は子育てが一段落した年齢層や、やはりコンビニ業界と同じように外国人のスタッフが多い。
「ミニッツメイドください」と言ったら、ミルクが出てきたのには驚いた。自分のカタカナ語の発音が悪かったのか。
教えているのも外国人の店員さんで、レジの打ち方などを外国語で説明していた。おそらく、同じ出身国同士のようだった。新人は母国語で仕事を説明される方が、分かりやすいから、同郷の先輩がいるのはいいことだ。
急増するコンビニ
コンビニはびっくりするくらいの速さで増えている。ほぼ向かい合わせに同じ店があったり、何メートルも離れていないところにあったり、それはそれで戦略的にいいこともあるんだろう。ただし、それに対応するためには、各店舗に相応の人数の店員さんが必要になる。
以前、コンビニの店員さんと言えば、音楽をやっているような雰囲気の人や、声優をめざしているような萌え系の声の人がよくいた。時間帯にもよるかもしれないが、今の店員さん達の構成を見ると、すごく外国人に対応してもらうことが多くなったのは間違いない。
きっと今後、コンビニの店員さん達の構成が、国籍、年齢層問わず、もっと厚くなっていくに違いない。
シニアが仕事を探しやすいサイト
