フリー素材で便利なPixabay。
高品質な写真がたくさんある。
それに、商用も可能で、帰属表示も不要。
自分も便利に使ってきた。
しかし、よーーーーく見てみると、怪しい写真がある。
この人、本当にそこに行ったの?
その写真はどこで撮影されたのか
Pixabayの写真を使いたいとき、「どこで撮影したのか」を考えることが大事。
たとえば、ニューヨークの自由の女神や、パリの凱旋門ならば、観光地だから行こうと思えばだれでも行ける。写真を撮ろうと思えば、だれでも撮れる。
でも、極端に言えば、宇宙の写真を撮影できる人は限定される。
たとえば天の川の写真は、機材と環境を揃えれば地球から撮れる。
宇宙の撮影に特化し、厳選した機材を持ち、技術が優れた天文撮影家は多い。
しかし、宇宙望遠鏡でしか撮れないナンチャラ星団や、月から撮影した地球など、その撮影者が地球から離れない限り撮れない写真もある。
この人、宇宙飛行士か、天文学者?
Pixabayのここをチェック
Pixabayでは、写真をアップロードしたのが何者かを確認する方法がある。
1.写真を検索したら、使いたい写真を選ぶ。
2.右上にその写真をアップロードした人の名前が表示されるのでクリック。
3.その写真家が撮った他の写真が表示される。
4.一般的に考えて不自然な写真がないかをざっと見る。
5.「自己紹介」を見る。
自己紹介欄には、どこに住んでいるとか、旅行が趣味とか、どんなカメラを使っているのか、写真加工アプリは何を使っているのかなどが書かれている。
英語で書かれていて、読みにくければ、Deep Lという機械翻訳が使える。
そして、じっくり考える。
この撮影者は、この写真を撮れる状況にいたのか・・・?
つまり、宇宙飛行士やNASAなどの宇宙開発関係者でなければ、宇宙から地球を撮れるはずがない。
もし、元宇宙飛行士が宇宙からの視点で写真を撮ったのなら、その背景が自己紹介に書かれているのではないか、と思う。
宇宙の写真いぇ~い
と、ノンキにどんどんダウンロードすると、あとで怖いことが起きるかもしれない。
無料素材は怖い。
まとめ
Pixabayは、フリー素材で高画質な写真が多い。
商用利用も可能で、とても使い勝手が良い。
しかし、著作権侵害の写真がこっそり紛れ込んでいることもある。
美しい写真だけに惑わされず、まず、どのような背景の人が撮ったのかを、自己紹介で確認し、他にどのような写真をアップロードしているのかを概観して、じっくり自分の頭で考えてから、使うのが大事。
無意識に、著作権侵害に巻き込まれないために!