実家に帰ったとき、自分がテーブルの上に置いといたカメラをナデナデしながら家族がつぶやいた。

このカメラいいね。

じゃ、あげるよ!
そのカメラは使い方が簡単で、オート(自動撮影)で撮っても画質がきれい。それに何より軽かったので、長年愛用していた。
けれども、Googleフォトを使い始めてから、Wi-Fiに繋がらないこのデジカメを不便に感じていた。クラウドサービスができる前の型なので、それは仕方がない。
それで、最近、Wi-Fiに繋がるカメラが欲しいな、と思っていたのと、iPhone6sの写真に満足して、あまりデジカメを使わなくなっていたので、気前良くあげてしまった。
もくじ
スマホのカメラで満足していたけれど
iPhone6sの画質に満足していた。
常に携帯しているので、撮りたいときにパッと出してパシャッと写真が撮れるのも、手軽で良かった。
けれども、そのとき事件が起きた。
↓都庁に行ったときに撮った写真のうちの一つがすさまじく残念。

iPhone 6sで撮影 都庁内 熊手

なんじゃこりゃ???
たぶん何かを調整すれば、ちゃんと撮れたのかもしれないけれど、素人の自分にそんなことができるわけがない。
逆光が原因かもしれないな。
角度を変えると、↓のようなきれいな写真が撮れた。光が入る角度で全然違う。

iPhone 6sで撮影 都庁内オブジェ
とにかく、オートで(撮影テクとか全然分からなくても)満足できる写真が撮れるカメラがほしい。
さて、どうやってカメラを選んだらいいのだろう。
デジカメに欲しい機能
数年ぶりのデジカメの買い換えなので、欲しい機能を整理しておこうっと。
デジカメに欲しい機能は以下のとおり。
2. 自撮りしやすい(チルト機能あり)
3. 背景がボケた写真を撮りたい(ブログで印象的な写真を載せたい)
4. 軽い(常にカバンに入れておきたい)
5. 小さい(パッと出してパシャッと撮りたい)
6. 使い方が簡単(難しい設定はイヤ)
デジカメの種類
種類 | メリット | デメリット |
一眼レフ | ・画質が一番きれい。 ・背景ボケの写真が撮れる。 ・レンズ交換、絞り、露出等の調節により、自分好みの写真を撮ることができる。 | ・重い。 ・高価。 ・レンズ交換が面倒。 ・素人には設定調節が難しい。 |
ミラーレス | ・画質がきれい。 ・背景ボケの写真が撮れる。 ・一眼レフより軽い。 ・レンズ交換や設定調節により、自分好みの写真を撮ることができる。 | ・一眼レフより軽くて安い傾向にある。 ・交換レンズを揃えたりすると、高価になることもある。 |
コンデジ | ・画質がきれい。 ・背景ボケの写真が撮れる機種もある。 ・比較的軽い。 ・操作が比較的簡単。 ・手軽な価格(1万円以下)の機種もある。 | ・レンズ交換できない。 ・高級コンデジは10万円を超え、一眼レフやミラーレスより高価なコンデジもある。(その分、高機能、高画質) |
ミラーレスにも心引かれるけれど
特にこだわりがなければ?

写真が撮れればいいの
なら、値段とメーカーから選ぶのが一つの方法。
超初心者で、フォトショップのようなレタッチソフトを使ったり、大画面に引き延ばして加工したりしないなら、基本的にどのメーカーのカメラでも大丈夫だと思う。
ただ、背景ボケは、機種によってできなかったり、被写体との距離と設定の関係を調節したりなどの工夫しなければならない。お手頃価格帯のカメラは、背景ボケには向かないかもしれない。
特にメーカーにこだわりがなければ、キヤノンがいいと聞く。
知り合いに、写真が趣味で、一眼レフとコンデジを常に持ち歩いている人がいる。その人に聞いてみると、一番にキヤノンを挙げていた。以前、会社の旅行に同行したカメラマンさんもキヤノンの一眼レフを使っていた。そういえば、自分も一番最初に買ったデジカメは、店員さんに勧められるままキヤノンを買った。
キヤノンは初心者向けから、プロ用まで幅広い製品がある。なので、キヤノン製を使っていると、レベルアップする時に、使い方に違和感がないらしい。
一眼レフやミラーレスのようなレンズ交換式カメラなら、ボディ(カメラ本体)を買い換えても、同じメーカーならレンズの使い回しができる利点もある。
とはいえ……
やっぱりレンズ交換が面倒くさい。
使っている人が多いメーカーから選ぶ
知り合いに、どのメーカーのデジカメを使っているのかを聞いてみて、同じメーカーを選ぶのもいいと思う。
使い方が分からない機能を聞いたり、ちょっとした技をおしえてもらえたりする。
近所に聞ける人がいなくても、ネットで調べると情報が多いのはユーザーが多い強みでもある。
2018年度のBCNランキングから、3人に一人はキヤノンのカメラを持っていることになる。
意外と身近にキヤノンユーザーがいるかもしれない。
RX100シリーズ比較抜粋
最近、世の中を賑わしている高級コンデジ。
レンズ交換ができないコンパクトデジタルカメラなのに、結構なお値段がする。
YouTubeで絶賛する声が高いのが、ソニーのRX100系。2019年12月現在では、第7世代が最新で、その価格は14万円を超える!!
自分は、発売当初の第1世代を持っていたけれど、諸事情により売却してしまった。すごくきれいに写るし、コンデジなのに背景もちゃんとボケる。
RX100シリーズは、第1世代から最新の第7世代までいまだにメーカーカタログに掲載されているくらいの人気商品。
こだわりがなければ、予算と機能に合わせて前の世代を選ぶといい。
2019年11月22日(金)~2020年1月13日(月)SONYでキャッシュバックキャンペーンを実施している。対象は、RX100シリーズのうち、Ⅲ、Ⅴ(M5Aのみ。M5は対象外)、Ⅵを購入すると、機種によって5千円~1万円キャシュバックがある。
RX100シリーズ比較表抜粋
以下は、ソニーのサイトを参考にしたRX100シリーズの比較の抜粋。
自分が気になるところだけ選んでみた。
RX100 | M2 | M3 | M4 | M5A | M6 | M7 | |
イメージセンサー | 1.0型 CMOSセンサー | 1.0型裏面照射型 CMOSセンサー | 1.0型裏面照射型 CMOSセンサー | メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー | メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー | メモリー一体1.0型積層型 CMOSセンサー | メモリー一体1.0型積層型 CMOSセンサー |
光学式手ブレ補正 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 最大4.0段 | 〇 最大4.0段 |
動画 | Full HD | Full HD | Full HD (XAVC S対応) | 4K Full HD | 4K Full HD | 4K Full HD | 4K Full HD |
有機ELファインダー | ─ | ─ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 (ワンプッシュ) |
可動式モニター | ─ | 〇 上約84度、下約45度 | 〇 上約180度、下約45度 | 〇 上約180度、下約45度 | 〇 上約180度、下約45度 | 〇 上約180度、下約90度 タッチパネル | 〇 上約180度、下約90度 タッチパネル |
Wi-Fi® / NFC対応*5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 101.6 x 58.1 x 35.9mm | 101.6 x 58.1 x 38.3mm | 101.6×58.1×41.0 mm | 101.6×58.1×41.0 mm | 101.6×58.1×41.0 mm | 101.6×58.1×42.8 mm | 101.6×58.1×42.8 mm |
質量 (バッテリー、メモリーカード含) | 約240g | 約281g | 約290g | 約298g | 約299g | 約301g | 約302g |
バッテリー使用時間 | 約330枚 / 約165分 | 約350枚 / 約175分 | 約320枚 / 約160分 | 約280枚 / 約140分 | 約220枚 / 約110分 | 約240枚 / 約120分 | 約260枚 / 約130分 |
RX100シリーズ大まかな相違点
液晶
1. 液晶が可動式になったのはM2以降。
2. 可動角度は、上方向180度。
下方向は90度必要か?
M2~M5下約45度。
M6~下約90度。(カメラを頭上に掲げて、真下から見て撮影できる。)
ファインダーはいるのか
M3以降、ファインダーを搭載。
RX100(無印)~M2:ファインダーなし。
M3:0.39型(約144万ドット)
M4~:0.39型(約235万ドット)
動画:4K撮影するのか
M3以降、4K動画対応。
RX100(無印)~M3:Full HD
M4~:4K動画対応
4K動画を撮影しても、自分が使っているPCのスペックでは4K動画を編集できない。いずれPCの買い換えを考えているなら4K動画対応デジカメでも大丈夫だと思うけど、今のPCやモニターが4K対応していなければ、4Kはなくてもいいかもしれない。
RX100シリーズ買うなら今!
RX100シリーズは、最新モデルなら高くて手が出しにくい感じがするけれど、少し前の世代なら、やはり高いには違いないけれど、射程範囲に入ってくる。
ソニーのキャッシュバックキャンペーンをやっていることもあり、ためらっているなら、チャンスは今しかない。
・DSC-RX100M3
・DSC-RX100M5A(M5Aのみ。M5は対象外)
・DSC-RX100M6
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