アナログ放送終了直後に、地デジ対応HDDレコーダーだけを買って、「地デジ対策OK!」としたことは前回書いた。
買ったのは、Panasonic DMR-BR585-K。↓
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「あまりテレビを見ないので良しとしよう。」
と脳天気に思った。
……やはり不便だ……。
なぜならば、実際は「あまりテレビを見ないこともあるが、結構見ることもある」ことに気づいたからだ。
テレビと HDDレコーダーが、どちらもアナログだった時は、この二つの機材の連携があまりにもスムーズすぎて、全然気がつかなかったことにちょいちょい引っかかるようになる。
気がついたことを書き留めておこう。
1.録画しながら同じ番組を見る。
おさらいしておくと、室内の構成は、【アンテナ線→HDDレコーダー(=地デジチューナー)→アナログTV】である。
だから、前回このブログで書いたように、録画しながら裏番組を見るということができない。
予想していたとおり、昨日は毎週録画予約をしている「ホンマでっか!?TV」をついリアルタイムで見てしまった……。
「消去はどうするんだ」と、ブツブツ言いながら、取説と格闘しつつ、録画した方を消したのは言うまでもない。
2.単純計算で消費電力が倍。
当たり前なんだけど、 HDDレコーダーの電源を入れないとテレビが見られない。つまり、テレビを見る時は常に HDDレコーダーの電源を入ている状態だ。
とういうことは、単純に言えば、今までよりも消費電力が倍かかるということだ。明らかにウチだけ世の中の節電の風潮に逆行している。これでいいのか!?
3.リモコンが不便。
自分が買ったPanasonic DMR-BR585-Kのリモコンは、テレビも操作できる。今はたいていどの機種でもそうかな。
ウチのリモコンは、チャンネルボタンをダイレクトに押すためには、フタを開けなければならない構造になっている。チャンネルを換えるためにフタをいちいちパカパカ開閉するのは結構面倒。しょうがないから、チャンネル上下ボタンでやると、まだるっこしい。
たとえば4チャンネルの次に12チャンネルを見たいとする。現在地は4、ゴールは12。パカッとフタを開けるのか、チャンネル上下ボタンでで一つずつチャンネルを地道に上げていくか、または逆方向に下げて12チャンネルまでたどり着くのか、悩みどころだ。
特に自分はCMの時などに次々とチャンネルを換える「ザッパー」なので、チャンネルがダイレクトに換えられないのは、イラっとくることがある。アナログTV+アナログHDDレコーダー時代は、リモコンを持ち換えれば、それで良かったんだけどな……。
結論
地デジテレビまで買うのか、買わないのか?
まだまだ経済的に厳しい状況にある。
上記の不便さをもってしても、厚さ約50センチのブラウン管アナログテレビを買い換える気にはならない。
やはり、これで地デジ対策はOKなのだ。