遠方に住む親が所持品の盗難に遭ったと言う。その中に携帯電話(ガラケー)も入っていたらしい。財布は無事だったけれど、一番困るのは携帯電話。
どうしたらいいんだ!!
もくじ
契約状態
契約者:自分(東京在住)
利用者:親(地方在住)ガラケー
キャリア:ドコモ
警察&キャリアへ連絡
・警察への届け出を確認。
すでに警察へは届けてあった。
・ドコモ(0120-524-360)へ電話。
【注】 契約者から連絡すること!ネットワーク暗証番号の入力が必要になる。いくら実際に使っているのが親であっても契約者以外は受け付けてもらえない。
型番がわからなくても利用中断にしてもらえた。
→利用中断(通話、電話帳、spモード、メール、おサイフケータイ等にロック)してもらう。GPSを使ったケータイお探しサービスで探してもらったけど、この時は圏外だったのか見つけられなかった。
悪用通話分はどうなる?
携帯電話がなくなると、悪用で通話されて、電話料金の請求がどうなるか心配だった。
けれども、今回なくなった電話は「カケホーダイ」に加入していた。なので通話料金に関しては心配しなくてもよかった。気が動転してすっかり忘れていた。
通話もメールもできないように利用中断したとしても、基本使用料やオプションサービスなどの料金に中断はない。普通にかかる。
なるべく早くなくなった発見して再開するか、代替機を開通させたい。
ケータイ補償サービス
契約内容をネットで確認できるドコモのサイトMy docomoで、「契約内容」を眺めていると、ケータイ補償サービスに加入していることを思い出した。
自分は長年携帯電話を使ってきて、トラブルに遭ったことがなかったので、毎月支払うのがもったいなくて、外そうかどうしようか考えているうちに、ズルズルと払い続けてしまっていた。
しかし、「入ってて良かったケータイ補償サービス!」
ケータイ補償お届けサービスに申し込む
ケータイ補償お届けサービスに申し込むには、ドコモショップへ行くか、担当箇所へ電話をかけることになる。
・一般電話などからの場合:0120-210-360(携帯電話・PHS OK)午前9時~午後8時
ケータイ補償サービス
早速、電話をかけた。
オペレーターさんから聞かれた状況は以下のとおり。
・なくなったと気づいたのは何時ころか。
・警察への届け出は済んでいるか。
・届け出た警察署の名前と受理番号。
・代替機の発送先(代替機の受取人は、契約者でなくてもOK)
それから、代替機に同じ型番があるかどうか在庫確認をしてくれた。代替機は新品ではなく、リフレッシュ品だとか。
リフレッシュ品とは、お客さまより回収した電話機に故障修理・外側カバーの交換・品質の確認を行ったうえで、新品同様の状態に初期化した電話機です。「交換電話機のお届け」ケータイ補償サービス:サービス内容
ケータイ補償サービスに入っているからと言って無料ではなかった。今回の場合、負担金(5,400円)とUIM(2,160円)の合計で7,560円。交換電話機のお届けご利用時のお客さまご負担金
負担金の5,400円だけドコモポイントで充当できた!
自分が電話をしたのはPM8時直前だったけれども、翌々日にはゆうパックで代替機が届いた。
紛失した携帯電話が見つかったら、ドコモに返却することになる。
*代替機は未開封で8日以内なら返品できるとのこと。
代替機到着と開通手続き
代替機は予定通りに到着した。
なんかすごいことに、開通手続きは遠隔でもやってくれるという。
再度、ケータイ補償サービス(ドコモの携帯から:15711)に契約者(自分)が電話をかけて、開通手続きを依頼。→すぐに開通した。
つまり、東京在住の自分の手元に代替機がないまま、ケータイ補償サービスに開通依頼で電話。
すると、地方に住んでいる親の手元にある代替機が開通した。
あら不思議。
発見された!
数日後、謎の電話番号からの着信履歴があった。
0120-800-000
ドコモのコールセンターということが分かったので、電話をかけなおしてみた。
オペレーターさんにつながるまで、非常に待つ可能性が高い。できるだけ電話が掛かってきたときに応答する方がいいけれど…。
用件は、携帯電話が見つかったというお知らせだった。
オペレーターさんから知らされたのは以下の情報。
製造番号
受理番号
受理年月日
受け取り時に持っていくもの:身分証明(運転免許証、保険証)、印鑑(シャチハタ以外)
警察署名、担当〇〇課、電話番号
預かり期限日
受付時間:午前8時30分~午後5時15分
休日:土日祝日
さて、次は警察署に取りに行くのはどうしようか…。
契約者=自分は受け取りに行けない!
本来、警察署に受け取りに行くのは、携帯電話の契約者本人に限られている。
そうは言っても、実際に携帯電話を使っている利用者と離れて住んでいる場合、すぐに警察署へ行けない場合がある。
夏休みや冬休みに帰省した時なら行けるけれど、タイミングによってはしばらく行けない時期もある。
拾得物の保管期間は3か月ということになっている。だからその期限までに自分が行けるのであれば、そうするのが一番いい。
それでも、どうしても行けない場合、委任状を作成すれば代理人が受け取ることも可能らしい。
警察のサイトに委任状のテンプレートがあった。テンプレートの2ページ目に、「自署、印鑑(シャチハタ不可)」などの注意事項がある。
委任状を書いたら、ドコモから聞いた受理番号などのメモと一緒に、実際に受け取りに警察署へ行く人に郵送する。
*誰も取りに行けない場合は郵送もできるらしい。
「落とし物を受け取りに行くことができない場合」(警視庁サイト参照)
警察へ電話
携帯電話を預かっている警察署に電話。
紛失届が出ていたので、実家に電話をくれていたらしい。家人が不在だったので、警察からドコモへ連絡を依頼したのだとか。
ドコモから聞いた受理番号と、失くした携帯電話の特徴を伝えた。
そして以下の状況を話した。
・失くした携帯電話を利用しているのは、地元に住んでいる親であること。
・委任状を持たせた代理人が取りに行くこと。
なるほど、だったら話が早い。(状況や警察署によって違うのかも)
というわけで、地元に住む親が取りに行くことになった。
ドコモから聞いた情報(製造番号、受理番号、受理年月日、持っていくもの:身分証明、印鑑、警察署名、担当:会計課、電話番号、預かり期限日、受付時間(午前8時30分~午後5時15分)、休日:土日祝日)を親に伝えた。
警察で拾った携帯電話を受け取る
警察の受付時間内に携帯電話の利用者である親が受け取りに行った。
拾われた携帯電話は無事親の手元へ。
警察で、拾った方へのお礼に関して説明があったとか。このご時世なので、お礼云々で相手とトラブルに遭わないとも限らない。なのでどのような人が拾ったのか、一抹の不安があった。
しかし、結論を言えば、自分の心配は杞憂に終わった。お礼の一報と心ばかりの菓子折りを送ることにした。
いい人で本当に良かった。
なんで人の善意を疑うような世の中になったんだろう…?
疑って申し訳ありませんでした。
電話帳を移行する
さて、今度は電話帳を移行する作業に取り掛かることになる。
ドコモの店頭に、携帯電話の電話帳データを旧→新へ移す機械があるらしい。
高齢の親に使いこなせるとは思えない。
ということで、あらかじめ自分がドコモへ電話し、電話帳データの移行について尋ねた。
すると、全部はやってくれないが、「お手伝いします」とことで、予約を入れた。用件があらかじめ伝わっていれば、とりあえず大丈夫だろう。
予約した日、無事に電話帳は送ってもらった電話機に移された。(親に話を聞くと、なんかほぼ全部やってくれたらしい。ドコモさんありがとうございました。)
携帯補償お届けサービスに電話→返却
ケータイ補償サービスに電話を入れ、発見の連絡をする。
ケータイ補償サービスで送られた電話機と一緒に返却用の封筒が入ってたらしい。入っていなければ送ってくれる。それを使って、見つかった方の電話機をドコモへ送り返した。
これにて一件落着。
それにしても携帯補償に入ってて良かった…。