突然 電気が消えた
午前10時頃。トイレ(ユニットバス)に入ろうとして、電気のスイッチを入れた。
白熱球が一瞬点灯した後、すぐに消えてしまった。
「ついき電球が切れたか……」
と最初は思った。
我が家の白熱球は1箇所しかない。しかし、昨年、急に白熱球が切れたとき、やむなく2個セットを買った。その残りがまだ残っているはず。やはり2個セットで良かった、と安堵していた。
それにしても、トイレの白熱球を変えるためには、一旦カバーを外さなければならない。前回白熱球を変えてからカバーに触っていないので結構ホコリが溜まっている。
「あれに触るのは嫌だな」
と、考えていた。そして、前回購入した白熱球2個セットの残りの1つはどこにあるのかを思い出していた。
「確かここにあったはず」
ふと見るとキッチンの給湯器の時刻表示が消えている。
「ブレーカーが落ちた?」
案の定、冷蔵庫の中が真っ暗。
いやそれにしては、まだ午前中。ドライヤーやエアコンなどブレーカーが落ちそうな電気機器は使っていない。そういえばこの物件に引っ越してからブレーカーが落ちたことがない。
「停電? 」
この辺周辺に停電があるのであればあらかじめ周知がされているはず。しかし思い当たるチラシは無い。
このあたりの停電情報をどうやったら調べられるのか。とりあえずインターネットで調べてみよう。
WiFiルーターのランプがひとつもついていない。停電だから当然だ。
最近この物件に入った店舗が電気を使い過ぎて、建物全体に停電が起きたのだろうか。
それにしても電気が来ていないとはなんと不便なことなのだろう。
急ぎのメールも返信しなければならないのに。電気の復旧は一体いつになるのだろうか。
ふと思い出した。
そういえば電気料金督促状が来ていたな。
ほったらかしにしていた督促状を見てみると、「11月11日までに支払いがない場合は電気を止める」という主旨の文が書いてある。
これか!?
東京電力に電話
とりあえず確認しよう。
東京電力のインターネット・サービス「でんき家計簿」に登録しているので、確認できないものだろうか。ログインIDは何だったっけ?
スマホでちまちま……
…電話した方が早い。
東京電力に電話をかけてみた。
「お電話が大変混み合っています。順次おつなぎしております」ということで、若干待たされたものの、2~3分でオペレーターさんにつながった。
やはり電気料金の支払いが滞っているために、送電が停止されていた。そして再度、気をつけてもらうために最低限支払わなければならない金額を確認した。
建物の管理会社に電話をかける前に気づいてよかった。
いずれにせよ電気がないことには仕事が進まない。ちょうど同日に入金があったので、早速コンビニに払いに行くことにした。
念のために確認すると、支払い後、再度電話をかけないと、送電停止は解除されないらしい。
そこら辺はネットでつながっていないのか。
また電話で待たされるのかと思いつつ…。
再送電のための通話時間は何分かかる?
コンビニで支払いを終え、送電してもらうために再度東京電力に電話をかけた。
しかし、自分と同じような状況の人が多くいるようで、
「大変恐れ入りますが、しばらくたってからおかけ直し下さい」
とアナウンスされて電話が一方的に切れた。
最初は「なんと不親切な」と思ったが、「順次おつなぎしております」の場合、待っているだけで電話料金がかかる。電話会社の契約によっては時間無制限で通話し放題というプランもあるだろう。一方で、固定電話なら従量制、携帯電話でもライトプラン( 5分以内ならかけ放題)と言う通話時間が気になる場合もある。オペレーターにつながらないのであれば、一方的に切れるというのも悪くは無い。
ということでやむなく何度かかけ直しを繰り返した結果、やっとオペレーターさんにつながる、かと思ったら、自動音声だった。つまり自動音声の指示に従って、契約者のデータを電話機のダイヤルを使って入力していく。
自動音声入力なのに混雑で繋がらないほど混雑してたのか……。
自動音声が促すままに、「事業所コード」「お客様番号」 「連絡先電話番号」などを電話機から入力。
自動音声は話している最中でも入力が出来る。なので、必要情報が記載されている払込書や督促状が手元にあればサクサク入力できる。自動音声なので、相手の話をさえぎっている、という罪悪感がない。
自分は、通話開始から電話を切るまで4分掛からなかった。ライトプランの5分以内でセーフ。
通話開始から電気点灯まで
さて気になるのはいつ電気がつくかということ。
これは住んでいる物件の電気メーターのシステム、電力会社によって違うかもしれないが、自分の場合、前述した再送電を依頼する電話が繋がってから、電気がつくまで9分32秒だった。
冷凍庫の氷は解けていなかった。
よかった……。
まとめ:第1回目支払い遅れから電気が止まるまで
電気水道などの命にかかわるインフラは、若干料金を滞納していても余裕を見てくれるんじゃなかったっけ?
今回の場合は以下のサイクルとなった。
↓
「電気お支払いについてのお願い」→「11月4日までにお支払いくださいますよう~」
↓
(最終)「電気お支払いについてのお願い」→「11月11日以降~送電をお断り~」
↓
つまり、最初の支払期限から電気が止まるまで、35日間。
意外に早い!!!
それにしても、電気料金に関して1度も督促の電話はかかってきていない。郵送物の通知だけで電気が止まるとは思ってもみなかった。
電気料金の払い込みの場合、支払期限から35日くらいで停められる。
電気がないと、テレビや冷蔵庫などが使えないのはもちろん、PC、スマホ、タブレットなどの電子機器の充電もできない。Wi-Fiがつながらないので不便極まりない。
なにより、冷暖房が必要な時期は特に注意が必要になる。
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