2019/09/22から三井住友銀行と三菱UFJ銀行が提携し、それぞれの銀行の利用者が、どちらのATMを使っても利用手数料が無料になった。
ただし、それは全部のATMじゃない。
たとえば三井住友銀行のキャッシュカードで、何も考えずに近所の三菱UFJ銀行の支店にあるATMを使って預金を引き出したとする。
手数料無料だ!
と、手放しで喜んでいると、落とし穴に落ちるかもしれない。
本支店にあるATM手数料はやっぱり有料
ATMは、銀行の本店と支店にあるのは説明するまでもない。
その他にも、最近では、銀行窓口がないATMだけの店舗も少なくない。
今回、三井住友銀行と三菱UFJ銀行のATM手数料無料という提携は、銀行の本店と支店にあるATMは対象外。
つまり商店街などによくある、ATMしかないところにあるATM(ATMコーナー)だけが、利用手数料無料の対象になる。
まぎらわしい!
手数料無料ATMを見分ける:目印はコレ!
他行利用手数料が掛かるATMかどうか、その店舗が本店・支店かどうかなんて、素人目には判断しにくい。
そういう場合は、ステッカーが目印になる。
目印ステッカーは、ATMコーナーの入り口などに貼ってある。
三井住友銀行のキャッシュカード→三菱UFJ銀行で使う場合
三菱UFJ銀行の店舗外ATMコーナーに、上のような緑色のステッカーがあれば、三井住友銀行のキャッシュカードでの取引のATM利用手数料が無料になる。
三菱UFJ銀行のキャッシュカード→三井住友銀行で使う場合
三井住友銀行の店舗外ATMコーナーに、下のような赤色のステッカーがあれば、三菱UFJ銀行のキャッシュカードを三井住友銀行で使っても、ATM利用手数料が無料になる。
このようなステッカーを確認すれば、安心してお互いのキャッシュカードで引き出しができる。
公共料金の口座振替などで、お金を銀行間で移動する必要があるときには、すごく便利かもしれない。