現在住んでいる賃貸物件のオーナーが変わった。
自分が住み始めて結構長い。そろそろ10年ぐらいになるのかな。その間にオーナーが変わったのは3回ぐらい。
家賃の金額も変わらないし、特に何がどう変わったと言うわけでもない。
ただし、 1点だけオーナーが変わるたびに悩ましい問題が発生する。
家賃を1番安く振り込むにはどうすればいいのか?
振込手数料を無料にするには?
現在、いくつか銀行口座を持っている。それぞれ用途によって違う。
1番安いのは、家賃の振り込み先と同じ銀行に口座を持つこと。
銀行によってはインターネットバンキングで振り込めば、3万円以上であっても、振込手数料は無料の場合がある。
これまでの家賃振り込み先は、オーナーさんだったり、管理会社だったりした。
いずれも都市銀行が振込口座だったので、振込手数料を払わずに家賃を支払ってきた。
しかし今度のオーナーさんは、自分が聞いたことがない「ナンチャラ組合」という金融機関を指定してきた。いったい、どこなんだ、それは? そもそも個人で口座が作れるのだろうか?
さて困ったぞ。
今度指定された金融機関は、とりあえず東京都内に支店がないということは分かった。加えて、個人でも口座を開設できるということも電話で聞いた。
現在、銀行に口座を作るためには本人が窓口に行って、公的な本人確認書類を提示しなければならない。しかし、この日、金融機関は新しく口座を作るためにわざわざ出かけるにはちょっと遠い。
いや、やろうと思えばできるけど、往復2時間、交通費1300円。
なんだか気が重い。
他行、3万円以上、振込手数料が1番安い金融機関は?
振込手数料が1番安い金融機関を比較してみよう。
比較する条件は以下の3つとおり。
1. インターネットバンキング
2. 他行あて振込
3. 3万円以上
以下の手数料は2018/08/31現在。
金融機関名 | 3万円以上他行あて振込手数料 | メモ |
みずほ銀行 | 432円 | |
三井住友銀行 | 432円 | SMBCポイントパックで所定の条件を満たしたお客さまが、ジャパンネット銀行の本人名義口座にお振込の場合、SMBCダイレクトでの振込手数料が無料となります。 |
三菱UFJ銀行 | 324円 | 「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」から他行あてにお振り込みいただく場合、お取引内容によっては無料となります。無料となる条件等、くわしくは 「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」をご覧ください。 |
ゆうちょ銀行 | 432円 | |
イオン銀行 | 216円 | イオン銀行Myステージの特典により、インターネットバンキング、当行ATMでの当行キャッシュカード利用時の他行宛振込手数料が無料となります。 |
楽天銀行 | 258円 | ※ハッピープログラムにエントリーし、給与・賞与・年金を楽天銀行で受け取る場合、翌月3回無料(最大5回まで)となります。 |
上記の金融機関が全てではないけれども、自分が口座を持っていたり、近所に支店やATMがあって使いやすそうなところを選んだ。
三井住友銀行や三菱UFJ銀行など、所定の条件を満たせば振込手数料が無料になる金融機関もある。
自分が口座を持っている中では三菱UFJ銀行が最も振込手数料が安い。
ネット銀行の検討も
それにしてもこのように振込手数料を並べてみると、実店舗を構える銀行とネット銀行の振込手数料の差は、わずかであっても侮れない。
特に家賃のような固定費の場合、毎月100円違っていても、 1年間加算すれば1,200円になる。そうなるとネット銀行の口座開設も検討したい。
ネット銀行で、たとえ3万円以上の他行宛振込手数料が無料になる条件をクリアしなくても、振込手数料は一般の銀行の半額というところもある。
特にイオン銀行はATMがイオン系列のスーパーマーケットに設置されていたり、そのATMがみずほ銀行や三菱UFJ銀行などいくつかの都市銀行と提携しているため、キャッシュカードでの入出金の手数料が無料だったりする。
口座開設は特に手数料がかかるわけではないので、口座を開設してみよう。
どの金融機関から振り込むか
とりあえず今回は、上記の比較表から、振込手数料が最も安い三菱UFJ銀行の三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)を使って家賃を振り込むことに決定。
この物件のオーナーさんが何度も変わるのは、オーナーさんにもいろいろ事情があることがうかがい知れる。
それでも家賃の振込先は、物件の近くにある金融機関の本支店や、少なくとも、都市銀行、いやせめてゆうちょ銀行を指定してほしい。